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このページでは私どもがこれまでにお客様からご相談をお受けした悪質と思われるリフォーム業者のよく使う手口について実際にあったお話をもとにご紹介したいと思います。
中には、「本当に?」と疑いたくなるようなケースもありますが、すべて今まで現実にあったことですのでご参考にしていただければと思います。ただ、リフォームの訪問販売業者のすべてが悪質というわけではなく、中にはきちんとした業者さんもいらっしゃいますので、誤解のないようお願い申し上げます。


Aさん宅に突然、作業服姿の男性が訪ねてきて、近所で屋根工事をしていたらお宅の屋根の瓦がずれているのが見えて、心配になってやって来た。自分は今、ビデオカメラも持ってきているので、もし信用できないなら屋根に上がって写してきてあげると言いました。

Aさんはご近所でもやっているのならと思い、見てもらうことに。男性がハシゴをかけて屋根に上り、しばらくして降りてきてAさん宅のテレビにビデオをつないで見せ始めると、たしかにずれた瓦の様子が写し出されていて、これは普通の直し方では無理。他の部分も相当傷んでいるようだったので、すぐにでも葺き替えた方がよいと強引に勧めました。しかし、いきなり訪ねて
きた人間に大きな工事を任せる気にもならず、よく考えるということでその日はお引取り願い、すぐに私どもにご相談をいただきました。早急に点検をさせていただくと何とAさん宅の瓦にどう見ても人為的に引き抜いてずらされたとしか思えない細工がしてありました!

これは瓦を引き抜くと同時に出てきた土の一部がまだ新しく、瓦の重なりの色の変色度合いも明らかにほんの数時間前にずらされたとしかいいようがない状態で、それも同じような箇所が数ヶ所あり、どう見てもおかしいと判断し、そのご近所で工事をしているということだったので、その業者に事情を聞いてみようと思い探してみましたがそれらしき業者の姿はなく、Aさん宅の
屋根はとりあえず元通りに戻しておきました。点検の結果もすぐにはリフォームの必要はないと判断させていただき、また同じ業者が来た場合には専門の屋根工事店に点検してもらったと言うようにとアドバイスさせていただきました。

この他、棟部の瓦(のし瓦といいます)をずらされたり、はずされたり、またはデジタルカメラなどでもその様子を撮影してお客様にお見せしてリフォーム工事を迫るといったケースやひどい場合は屋根に上がってカナヅチで瓦を割る業者も存在するようで す。突然訪ねてくる業者には絶対に屋根に上がらせてはいけません!またご本人がいっしょに屋根に上ることなども絶対に危険です。きっぱりと敢然とした態度でお断りするようにしてください。
そのような業者に限って、屋根に関しては素人で本当に瓦を破損させるケースも多く 、これは屋根に限らず床下のシロアリ駆除などの悪質業者の例も報告されていますのでくれぐれもご注意ください。

お年を召されたBさん宅へ訪問販売のセールスマンが昼間2人でやって来ました。家の中に一人でいたBさんに言葉巧みにリフォームをすすめ、ずっと断りつづけていたBさんでしたが、相当長時間にわたって勧誘されたため根負けし、見積ぐらいならとお願いすることにしました。

後日、家族がそろった夜に今度は3人のセールスマンが見積書を持参し、Bさんも今はまだそこまで考えていないからと再度断ったのですが、セールスマン達はついには大声を出しはじめたりしたものですから、Bさんも何だか怖くなって見積書を受け取り明日返事するからとその日は何とか帰ってもらいました。翌日、私どもに相談に見えられ、見積書を見せていただくと、信じられないことに私どもが同じ工事をおこなう価格のゆうに3倍以上の価格が提示されていました!

このケースでの問題点は3つあります。

第一に年老いた方が昼間お一人でいらっしゃる時に相手が断りつづけているにも関わらず、強引にリフォームをすすめていること、第二に3人ものセールスマンが夜間に押しかけ、また長時間にわたってしつこく、はんば脅しともとれる勧誘をおこなっていること、第三にこの業者が出した見積もりの価格です。たしかに屋根リフォームの価格というものは、法律で値段が設定されているわけではありませんが 、やはりものには適正価格というものがあり、世の中やっていいことと悪いことがあります。Bさんにはその業者の見積もり項目に合わせて、当店での見積書を作成し、業者に対してこの価格でできるのならやってくださいとおっしゃってくださいとアドバイスいたしました。

おおよそこのような法外な値段を要求する業者というのはそれなりの利益の出ない仕事は好みません。
私どもの提出した見積り額はちょうどこの業者の3分の一以下になっていましたので、結果は玄関先で私どもの見積書を見て、こんな値段でできるはずがないと捨てぜりふを残して帰っていったということです。最近は不況のあおりで法外な価格を要求する業者も減ったようですが、それでも一般の適正価格からは大きくかけ離れていることが多いようです。

当サイトでのリフォーム価格を参考にしていただき、もしこのようなケースの場合は価格が数分の一になることがあるかもしれませんので、是非比較検討していただきこのような値段で工事してくれるお店もありますと申し上げてください。


Cさんも前のお客様と同じように訪問販売で訪ねてきたセールスマンにしつこく勧誘されました。しかし、家が古くなっていたので、屋根のリフォームもそろそろ考えなければならないと考えていたので、業者の話をよく聞いたうえで後日、2週間後に工事にとりかかるという内容で契約書を取り交わしました。その後、工事すること自体に不安になったCさんは地元の屋根工事店である私どもにお電話をいただき、本当にリフォームをやった方がよいものかどうかと悩みを打ち明けていただきました。私どもはその2日後にCさん宅にうかがい、屋根を点検させていただきましたがすぐにはリフォームまでしなくてもよいという判断をいたしました。しかし、契約書はすでに取り交わされているのでどうしたものかとCさんは頭を抱えていました。

このケースではズバリ、「クーリング・オフ」の適用で問題なく解決いたしました。つまり、いわゆる「訪問販売法」のクーリング・オフ制度により消費者保護の立場から契約書面を受領した日を1日目として、8日目までがその期間となっており、それまでならCさんが相手の業者に対して一方的に、無条件で契約を無かったことにできるわけです。

しかし、この業者さんはきちんと契約書を交わしており、見積もりの価格も悪質というわけではなかったのですが、クーリング・オフを持ち出されると、どうしようもありません。訪問販売業者の中には、今でもリフォーム工事の契約について書面を取り交わさないところもあるようですが、先の「訪問販売法」では口約束だけではなく、必ず契約書面の交付を義務づけています。それすらないという業者はまったくの論外といわざるを得ないということになります。

屋根のリフォームを真剣に考えていらっしゃったDさんは日頃よく訪ねてくる訪問販売業者を断るわけでもなく数社の業者から見積りを取られました。Dさんは建築関連の仕事をされていたので、その見積の中からいちばん価格的にも手ごろで営業マンもしっかりしている会社を選び、具体的な工事の交渉に入りました。交渉を進めていくうちにご主人は相手業者の営業マンに対し価格的にもっと勉強ができないかと強く迫ったところ、なんとその業者はすぐにでも工事に取りかからせてくれるのであれば、3割引に近い価格まで下げてもよいといったそうです。Dさんの奥さんは単純に喜ばれたそうですが、反対にご主人はそのやり方に不信感を抱き、検討する時間をくれるように業者に伝え、すぐには契約しなかったということです。

Dさんの奥様が喜ばれたのもわかりますが(笑)、このケースではDさんが率直に不信感を持たれたことの方がもっともであるといえそうです。私どもに言わせると、最初から30%引きの見積を提示しなさいといいたいところです。このように当初の見積額から数割引にさせていただきますというやり方はよく聞かれますが、こと建築業界にあっては消費者に対してあまりお勧めするやり方ではありません。このやり方の問題点は次の2つです。

  1. 元々、半額程度まで見積額を下げても利益が利益が出るような価格を何も知らないDさんに押しつけた疑いがあります。つまり、Dさんが何も言わずに契約したとすると業者はいわばぼろ儲けということになるわけです。

  2. 100歩譲って見積額は適正であったといたしましょう。しかし、この30%割引したお金はどうなってしまったのでしょうか?業者も自分の利益をカットしてまで仕事を受注したかったということかもしれませんが、それにしても限界があります。それではどこでその分を捻出しているのかと申しますと、ほとんどの場合、ズバリ材料代と職人さんの賃金を落としていると考えられます。それはどういうことを意味するのでしょうか?すべてがそうであるとは言いませんが、安い(悪い)材料を使用して、安い賃金(腕のあまりよくない)の職人さんを使って、全体的なコストを下げているのです。

当店も人づてに相談を受けたのですが、結論としてはきちんとした工事をしてくれそうであるならおまかせしてもよいかもしれませんが、交渉段階においてはあまり感心したやり方の業者ではないようですねとアドバイスせざるを得ませんでした。


このように悪質と思われる業者が家の屋根に上がられてしまい不安な方や、リフォームをする予定だが見積額が妥当なのかどうか心配、・・・等々、ご遠慮なくご相談ください。また、ご近所・ご友人・ご親戚の方など屋根のことでお困りの方がいらっしゃいましたら当店をご紹介いただければと思います。



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